膝の痛み

膝の痛みとは?
膝は、歩くたびに体重の数倍の負荷を受け止めている関節です。階段を下りるときにはさらに大きな力がかかるため、「上りは平気だけれど下りがつらい」という訴えが非常に多くなります。
中高年の方に最も多いのは変形性膝関節症です。関節のクッションである軟骨がすり減り、動かすたびに痛みや引っかかりが出ます。ただし、レントゲンで変形があっても痛みのない方はたくさんいますし、逆に変形が軽くても強く痛む方もいます。つまり、変形の程度と痛みの強さは必ずしも一致しません。ここが膝の痛みの重要なポイントです。
若い方やスポーツをされている方では、半月板やじん帯の損傷、使いすぎによる炎症が中心になります。年代によって背景が大きく変わるため、当院ではまず「どの年代の、どんな負担のかかり方による痛みなのか」を切り分けるところから始めます。
中高年の方に最も多いのは変形性膝関節症です。関節のクッションである軟骨がすり減り、動かすたびに痛みや引っかかりが出ます。ただし、レントゲンで変形があっても痛みのない方はたくさんいますし、逆に変形が軽くても強く痛む方もいます。つまり、変形の程度と痛みの強さは必ずしも一致しません。ここが膝の痛みの重要なポイントです。
若い方やスポーツをされている方では、半月板やじん帯の損傷、使いすぎによる炎症が中心になります。年代によって背景が大きく変わるため、当院ではまず「どの年代の、どんな負担のかかり方による痛みなのか」を切り分けるところから始めます。
膝の痛みチェックリスト
- 階段の下りで膝の内側が痛み、手すりを使うようになった
- 立ち上がる瞬間や歩き始めの数歩だけ痛み、動いていると軽くなる
- 正座やしゃがむ動作がしづらくなってきた
- 膝に水がたまったことがある、または腫れや熱っぽさを感じる
- 脚の形がO脚気味で、靴底の外側だけが早くすり減る
膝の痛みの原因は?
膝の痛みを考えるとき、当院が必ず確認するのは膝そのものではなく、その上下にある股関節と足首です。
膝は構造上、主に曲げ伸ばしをする関節で、ねじれに強くありません。ところが股関節が硬くて回らない、足首の動きが悪くて地面をうまく捉えられない——そんな状態になると、本来そこで吸収されるはずの回旋の負担が、逃げ場を失って膝に集中します。膝の内側だけが痛むというケースの多くに、この構造が関わっています。
次に大きいのが、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)の衰えです。この筋肉は着地の衝撃を吸収するブレーキ役ですが、痛みで動かなくなると急速に落ちます。すると衝撃がそのまま関節に伝わり、さらに痛くなって動かなくなる——という悪循環に入ります。膝の痛みが慢性化する典型的な流れです。
体重の影響も無視できません。歩行時には体重の約3倍、階段では約7倍の負荷が膝にかかるといわれ、わずかな体重の増減でも関節にとっては大きな差になります。
ただし、膝が急に大きく腫れた、熱を持っている、途中で引っかかって動かせなくなる(ロッキング)、または明らかな外傷のあとに強い痛みが出た場合は、医療機関での画像検査をおすすめします。
膝は構造上、主に曲げ伸ばしをする関節で、ねじれに強くありません。ところが股関節が硬くて回らない、足首の動きが悪くて地面をうまく捉えられない——そんな状態になると、本来そこで吸収されるはずの回旋の負担が、逃げ場を失って膝に集中します。膝の内側だけが痛むというケースの多くに、この構造が関わっています。
次に大きいのが、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)の衰えです。この筋肉は着地の衝撃を吸収するブレーキ役ですが、痛みで動かなくなると急速に落ちます。すると衝撃がそのまま関節に伝わり、さらに痛くなって動かなくなる——という悪循環に入ります。膝の痛みが慢性化する典型的な流れです。
体重の影響も無視できません。歩行時には体重の約3倍、階段では約7倍の負荷が膝にかかるといわれ、わずかな体重の増減でも関節にとっては大きな差になります。
ただし、膝が急に大きく腫れた、熱を持っている、途中で引っかかって動かせなくなる(ロッキング)、または明らかな外傷のあとに強い痛みが出た場合は、医療機関での画像検査をおすすめします。
当院での施術ポイント
当院ではしっかりと問診・検査を行うことで痛みの原因を見極めていきます。その上で患者さんの症状や状態に合わせて適切な施術を行います。
症状を引き起こしている生活習慣の見直しやセルフケアについてもアドバイスさせていただきます。また施術を進めていく中で、患者さんご自身の自然治癒力を高めて再発しない身体づくりをサポートします!
- 膝だけを見ず、股関節と足首の動きから負担の流れを確認します
- 関節まわりの硬くなった筋肉をゆるめ、膝の曲げ伸ばしの余裕を取り戻します
- 炎症や熱感がある時期は、無理に動かさずハイボルテージで対応します
- 股関節調整で、膝に集まっていたねじれの負担を上流で分散させます
- 太ももの前の筋肉を落とさないための、痛みの出ない範囲の運動をお伝えします
「膝が痛いから膝を治す」では、多くの場合その場しのぎで終わります。当院が股関節と足首を必ず確認するのは、膝が原因ではなく被害者になっているケースがとても多いためです。
施術では、膝まわりの筋肉をゆるめて動きの余裕をつくると同時に、股関節調整で上流の硬さを解消します。ここが変わると、同じように歩いても膝にかかるねじれの量が変わります。
あわせて重要なのが、動かないことによる筋力の低下を防ぐことです。痛いから動かない、動かないから弱る、弱るからもっと痛い——この流れをどこかで断つ必要があります。そのため、痛みを出さずにできる運動を必ずお持ち帰りいただきます。
施術では、膝まわりの筋肉をゆるめて動きの余裕をつくると同時に、股関節調整で上流の硬さを解消します。ここが変わると、同じように歩いても膝にかかるねじれの量が変わります。
あわせて重要なのが、動かないことによる筋力の低下を防ぐことです。痛いから動かない、動かないから弱る、弱るからもっと痛い——この流れをどこかで断つ必要があります。そのため、痛みを出さずにできる運動を必ずお持ち帰りいただきます。
日常生活での予防方法
- 階段を下りるときは手すりを使い、一段ずつゆっくり体重を移します
- 椅子に座って膝を伸ばし5秒キープする運動を、痛みのない範囲で毎日行います
- 正座や深くしゃがむ姿勢は膝の負担が大きいため、日常では椅子を使います
- クッション性のある靴を選び、靴底のすり減りが偏ってきたら早めに替えます
- 体重の増減は膝への負荷に直結します。まずは増やさないことを目標にします