腰痛

腰痛

腰痛の悩みをイメージしたイラスト

腰痛とは?

腰痛は、腰からお尻にかけて感じる痛みや重だるさの総称です。国の調査では、からだの不調のなかで男性の訴えが最も多く、女性でも肩こりに次いで2番目に多い症状として報告されています。

ひとくちに腰痛といっても、朝いちばんに顔を洗おうと前かがみになった瞬間に走る痛み、長時間座ったあとの鈍い重さ、立ち上がる瞬間だけ腰が伸びない感じなど、出かたは人によってまったく違います。そして腰痛のうち、レントゲンやMRIではっきり原因を指し示せるものは全体の一部にとどまり、多くは筋肉のこわばり・関節の動きの悪さ・姿勢の癖といった、画像には写りにくい機能面の問題が関係しているといわれています。

当院のある高根木戸周辺では、新京成線で都心まで通勤されるデスクワークの方、お子さんの抱っこと保育園の送り迎えが毎日続く方、立ちっぱなしの販売・介護のお仕事の方が多くご来院されます。「もう年だから」「持病みたいなもの」と諦めてしまう前に、その痛みがどこから来ているのかを一度確かめてみませんか。

腰痛チェックリスト

  • 朝起きて顔を洗うとき、前かがみになると腰に痛みが走る
  • 30分以上座っていると、立ち上がる瞬間に腰がすぐ伸びない
  • 荷物を持ち上げるとき、無意識に腰をかばう動きが癖になっている
  • 仰向けで寝ると腰がつらく、横向きでないと眠りにつけない
  • 湿布や痛み止めでその場はしのげるが、数日でまた元に戻ってしまう

腰痛の原因は?

腰痛の背景には、たいてい複数の要因が重なっています。当院で問診・検査をしていて特に多いのは、次の3つのパターンです。

ひとつめは、長時間の同じ姿勢によって腰まわりの筋肉(脊柱起立筋や腰方形筋)が固まり、血流が滞ってしまうもの。デスクワークや長時間の運転が続く方に多くみられます。この場合、腰そのものより「動かしていない時間の長さ」が引き金になっています。

ふたつめは、骨盤のバランスの崩れです。片足に体重をかけて立つ、いつも同じ側の肩に荷物をかける、脚を組む——こうした日常の癖が積み重なると、骨盤が傾いた位置で固定され、腰の片側にだけ負担が集中します。「痛いのはいつも右だけ」という方は、このパターンが疑われます。

みっつめは、お腹まわりの深層の筋肉(腹横筋や多裂筋)がうまく働かなくなっているケースです。本来はコルセットのように腰を内側から支える筋肉ですが、産後の方や運動の機会が減った方では働きが落ちやすく、支えきれない負荷がそのまま腰椎にかかります。

なお、じっと安静にしていても強い痛みが続く場合、足のしびれや力の入りにくさをともなう場合、発熱や原因不明の体重減少がある場合は、整形外科など医療機関での検査をおすすめします。当院でも問診・検査の段階でそうした兆候がみられたときは、施術より先に医療機関の受診をご案内しています。

当院での施術ポイント

当院ではしっかりと問診・検査を行うことで痛みの原因を見極めていきます。その上で患者さんの症状や状態に合わせて適切な施術を行います。
症状を引き起こしている生活習慣の見直しやセルフケアについてもアドバイスさせていただきます。また施術を進めていく中で、患者さんご自身の自然治癒力を高めて再発しない身体づくりをサポートします!

  • 問診と徒手検査で「痛みが出る動作」と「出ない動作」を一つずつ切り分けます
  • 骨盤と背骨のバランス、脚の長さの左右差を確認し、負担の偏りを把握します
  • 固まった筋肉には手技、深部の強い痛みにはハイボルテージと、原因に応じて手段を変えます
  • その場の痛みだけでなく、痛みを生んでいる姿勢や動作の癖まで一緒に見直します
  • 帰宅後のセルフケアは、あえて1〜2つだけお伝えします(多いと続かないためです)
腰痛はひとつの原因で起きていることが少ないため、当院では「まず何が痛みを出しているか」を切り分けるところから始めます。

筋肉のこわばりが主であれば手技でゆるめ、骨盤の傾きが背景にあれば骨盤矯正で土台から整えます。動き始めの鋭い痛みが強い時期には、深部まで届くハイボルテージで痛みそのものを落ち着かせてから、動かせる範囲を広げていきます。

「痛みが引いたら終わり」ではなく、同じ姿勢に戻れば同じ痛みが戻ります。そのため施術と並行して、座り方・持ち上げ方といった日常動作の見直しまでご一緒します。

日常生活での予防方法

  • 座るときはお尻の下に手を入れ、座骨が当たる位置を探してそこに体重を乗せます
  • 30分に一度は立ち上がり、10秒でいいので腰を軽く反らせて縮こまった前面を伸ばします
  • 重い荷物は腰を曲げて取らず、膝を落として体に近づけてから持ち上げます
  • 横向きで寝るときは膝の間にクッションを挟むと、腰のねじれが落ち着きます
  • 痛む時期の長すぎる安静は回復を遅らせます。痛みのない範囲で日常の動きは続けてください